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みらいのテーブル 門前仲町

2023.01.20 Monzennakacho Tokyo

ートンネル脇のパン屋さんー

みらいのテーブルは「食べたものがじぶんのみらいを作る」をコンセプトに子育てと食の2つの視点から生まれた親と子のそれぞれの「行きたい」を提供するカフェです。

子供の行きたいは「楽しい・遊べる・興味が湧く」、大人の行きたいは「子供の安全・ゆったり・美味しい」とそれぞれの行きたいが共存できる事を目標とし、計画地である深川不動尊の参道と深川公園に面したテナント立地の特徴も生かすべく、参道と公園とを繋ぐ「トンネル」を設えしました。

この「トンネル」は洞窟の入り口の様な明るさ感、裏路地の様なスケール感、公園の土管の様な落ち着き感と秘密感を取り入れつつ、中にはパン棚やショーケース、パン工場を覗く開口部、トンネルの最後には子供だけが入れる秘密基地の様スペースなど、さまざまな仕掛けがあり、子供にも大人にもワクワク感をもたらす空間として設えました。

トンネルを抜けると開放的で明るい飲食スペースが広がり、公園と一体的な場として設えています。公園を「大きなキッズスペース」と捉え、公園に面するテラス席と、公園に向けて大きな開口部を設け、子どもたちの遊ぶ様子を見守りながらゆっくりと大人が食事ができる空間としています。

テラス席のタープは可動式でさまざまな天候に対応できます。

ファサードデザインはトンネルの続きのベンチが室内へ人を引き込む様なデザインとし、さらには少ない席数を補う家具としても活躍します。

|建築概要|

計画地 :江東区富岡1-14-5

竣工年月日:2023年1月20日

工事種別 :改修工事

施工 :株式会社ハコリ

写真 :アトリエアフロ 糠澤

建築面積 :95㎡

延床面積 :1階95㎡(改修部分75㎡)

構造 :木造2階建て

用途   飲食店(パン屋+カフェ)

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